卒業生の一言


長崎南山高校サッカー部に在籍した3年の間に、学んだこと、身につけたこと、楽しい思い、悔しい思い、沢山の経験ふり返った一言です

H26年度卒 第46期 﨑田 勇太 

第13号

 
 南山高校サッカー部に入り、たくさんの仲間に出会えたこと、そしてグランドでともに汗を流してきた日々は、私にとって一生の財産になったと思います。
 私たちの代は、思うように結果が残せず、悔し涙をたくさん流してきました。しかし、その悔し涙や南山高校サッカー部で過ごしてきた3年間は、私たちにたくさんのことを教えてくれたし、大きく成長させてくれたと思います。
 
 私自身も、キャプテンを通して改めてチームをまとめることの難しさや、仲間の大切さ、他にもたくさんのことを学ぶことができました。時には「俺みたいなやつがキャプテンでいいのか」とか「やめたい」と思うことがありましたが、今ではこのチームのキャプテンを務めたことは私の誇りです。
 
 これから私たち3年生は、それぞれの進路へと進んでいきますが、南山高校サッカー部で過ごしてきた日々を糧に一生懸命がんばっていきたいと思います。
 後輩のみんなにも、南山高校サッカー部に関わっているすべての人たちの夢である全国大会出場を達成して欲しいと思います。
 
 最後に、村里先生を初めとする先生方、そして何よりいつもそばで支えてくれた保護者の皆さま、今まで本当にありがとうございました。

H25年度卒 第45期 村川 渉 

第12号



 南山高校サッカー部で今の仲間に出会えたことは、自分の一生の宝物になると思います。自分たちの代は掲げた目標を1つも達成することができずとても悔しかったり、歯がゆい思いばかりしてきました。だけどピッチを離れると、とても仲良く試合で勝つことよりも大事なことかもしれない、良い友人関係を築くことができたと思います。しかし、このままではサッカーを諦めきれない選手がたくさんいると思います。だから大学ではしっかりとこの悔しさを晴らすためにも、また努力を続けることでしょう。


 さて、自分たちの代もまた全国大会に出場できませんでした。後輩達にもそこを目標にして欲しいですが、なかなか甘いものではありません。そろそろ何かを感じ、変えてゆかなければならないと思います。そのためには選手達自身が考えるしかないのです。誰かの指示、サポートを待つのではなく。自発的な行堂をして下さい。そうすると自ずと自分に弱点を発見、改善できます。最後に今まで支えてくれた様々な人に感謝したいと思います。今まで本当にありがとうございました。

H24年度卒 第44期 山口椋吾 

「努力で得たもの」 第11号

 南山高校サッカー部で過ごした3年間は、私にとってとても貴重な3年間でした。私はパスが出せるわけでもなく、ドリブルが得意なわけでもなく、また相手からボールを奪うこともできない何の取り柄もない選手でした。それでも試合に出るために、毎日努力して何か自分の強みを探す日々でした。スタメン定着とまでは行きませんでしたが、スタメンだったり、途中出場ですることができました。


 自分はキャプテンになりましたが、どのようにしてチームをまとめていくか悩みました。キャプテンの役目は辛かったですけど、そういう時に励まし一緒にがんばってくれたのは仲間でした。私は南山高校サッカー部のキャプテンになり人間的に大きくなれたと思います。特に責任感が本当に強くなりました。そして何よりこんなに素晴らしい仲間に出会えてた3年間でした。このチームでキャプテンを務めたことは私の誇りです。


 この3年間を通してサッカーの難しさ、それにもましてチームをまとめることの難しさ、その結果、勝利の喜びや仲間の大切さをあらためて知ることができました。目標には届かず悔しい思いをしましたが、この3年間を糧にしてこれからの人生を精一杯生きていきたいと思います。


 最後に、村里先生、園田先生、吉野先生、いつも応援して下さった保護者の皆様、両親、仲間に感謝しています。本当にありがとうございました。そして後輩たちには目標を達成してもらい、村里先生を胴上げして欲しいと思います。また高校サッカーを楽しんで欲しいと思います。本当にかけがえのない3年間でした。ありがとうございました。

H23年度卒 第43期 野中貴将

「仲間」 第10号

 南山高校サッカー部での3年間は、私のとってかけがえのない時間となりました。私は高校1年生の時からメンバーに選んで頂いていましたが、試合にはあまり出られず悔しい思いをしていたことを今でも覚えています。それからは悔しさをバネに一生懸命練習に取り組み、スタメンを勝ち取ったときにはとても嬉しく「努力は実る」という言葉は本当だとおもいました。


 自分たちの代になるとキャプテンを任せられました。私は小学生時代からずっとキャプテンを経験してきたのですが、これまでとは比べものにならない程、高校でのキャプテンは身体的・精神的にきつかったことを今でも覚えています。しかし、自分がきつそうにしているときに声をかけてくれたのが、共にがんばってきた仲間でした。私は南山高校サッカー部のキャプテンを務めたことで、人間的に大きく成長できたと思っています。そして何より「仲間」という存在の大きさに気付かされました。


 私のいちばんの思い出は高総体で国見高校を倒したことです。この時程サッカーをやっていて良かったと思ったことはありません。試合後の村里先生とのハイタッチは今でも鮮明に覚えています。自分は高校3年間、喜びよりも苦しかったときの方が、正直多かったですが、やってきて良かったと思います。目標は達成できなかったけれど、成長することができたし、何よりも3年間共に汗を流し、助け合いがんばってきた「仲間」に出会えました。この3年間はとても充実した日々で、一生の思い出になりました。後輩達には是非悔いを残さず高校サッカーという青春をすごして欲しいと思います。


 最後に、3年間熱心に指導して下さった村里先生を始めとする指導者の方々、いつも私を支えてくれたお父さんお母さん、試合に来て応援して下さった保護者の方々、いっしょに何事も力を合わせて乗り越えてきた「仲間」に感謝の気持ちを伝えます。3年間本当にありがとうございました。

H22年度卒 第42期 北村修人

「感謝」 第9号

 長崎南山高校サッカー部での3年間は、私にとってかけがえのない時間となりました。wたしは1年生の高総体ではベンチに入れず、とても悔しい思いをしました。高総体が終わり、今度こそスタメンに入ってやるという気持ちで必死に練習していたのを憶えています。それからだんだん試合にもださせてもらい、そしてスタメンを勝ち取ったときの喜びは、今でも忘れることが出来ません。


 自分たちの代になると,キャプテンを任されました。そして、日々を重ねて行く度にチームをまとめることの難しさと自分の力のなさを痛感しました。キャプテンを辞めたいと思うこともありましたが、しかし、そういうときにはいつも仲間が支え助けてくれました。私はキャプテンを務めることで人間的に大きく成長できたと思っています。そして何より「仲間」という存在の大きさに気付かされました。3年間共に汗を流し、支え合ってがんばってきた仲間には感謝の気持ちでいっぱいです。このチームのキャプテンを務めたことは私の誇りです。


 私はこの3年間を通して、試合に敗れたときの悔しさ、勝ったときの喜びをたくさん経験することが出来ました。目標の国立競技場にはいけませんでしたが、今までがんばってきたことは決して無駄ではなかったと思います。私はこの3年間に悔いはありません。この経験がこれからの私にとって将来の糧になってくれると信じています。


 最後に3年間指導して頂いた村里先生、園田先生、吉野先生、いつもあたたかい応援をして下さった保護者の皆様、そしていつも私を支えてくれた両親に感謝の気持ちを伝えます。本当にありがとうございました。たくさんの人の支えがあって、今の自分がいるということを忘れずに、これからも日々精進していきたいと思います。これから1,2年生の新チームが全国目指して頑張っていきますので、これからも南山高校サッカー部に暖かいご声援をよろしくお願いします。

H21年度卒 第41期 小道啓太

「サッカーは甘くない」 第8号

 長崎南山高校サッカー部での三年間を通して、私が感じたことは「サッカーは甘くない」ということです。私は高校一年生の時からレギュラーとして試合に出させてもらい、本当によい経験ができました。一年の選手権では、国見高校を破るという快挙を成し遂げましたし、三年の選手権では長崎日大高校を大差で破りました。このような経験ができたのも、村里先生の指導のおかげだと思いますし、本当に感謝しています。


 しかし、私はこの三年間を通して、チームの目標であり、私の夢であった国立のピッチに立つことはできませんでした。それどころか、県大会決勝にも残ることができず。新人戦に至っては屈辱の一回戦敗退など、悔いの残る結果ばかりが脳裏をよぎるのです。
 決して努力を怠った訳ではありません。チームとして、個人として、真剣にサッカーに取り組んだ結果がこれだったのです。つまり「サッカーは甘くない」ということではないでしょうか。今思えば、高校生時代にサッカーの難しさ、そして、頂点に登り詰めることの困難さを再確認することができて良かったと思います。なぜなら、このつらい経験が、これからの私にとって将来の糧になってくれると信じているからです。だから、これからもっと努力を重ねて、自分の夢を叶えるために、どんな困難にも立ち向かっていきたいと思います。


 最後に三年間指導してくれた村里先生を始めとする指導者の方々、毎日欠かさずおにぎりを作ってくれた村里先生の奥さん、そして、いつも私を支えてくれた両親に感謝の気持ちを伝えます。ありがとうございました。

H20年度卒 第40期 開野 慎哉

「3年間をふり返って」 第7号

 私はサッカーを始めて12年間のうちで、高校3年間が一番充実したサッカーをする事ができました。南山高校で村里先生からサッカーを指導していただき、いろいろなことを学び成長することができました。特に徹底して取り組んだことが、当たり前のことですが先生方や保護者の方に挨拶することでした。


 もちろんサッカーに対しては厳しく指導していただき、いやになるほど練習したこともありました。1年生の時に比べて技術、体力、そして一番鍛えられたのがメンタル面だと思います。私たちが中心となった年代の戦績は新人戦「準優勝」選手権大会ではチームが一丸となって国見高校に勝つことを目標としてそれを達成する事ができました。これも毎日厳しい練習やメンタルトレーニングを続けることにより、強豪国見高校に勝てるという自信がついたからです。こういった毎日の努力によって国見高校に勝利したことで、今までにないくらいチームの大切さ、仲間の大切さをあらためて感じました。準決勝で島原商業に敗れましたが、私はもっとこのチームでサッカーをやり続けたいと思いました。


 最後に、先生方や保護者の方々の支えがありここまでサッカーをする事ができたことに本当に感謝しています。これからはそれぞれの自分の将来に向かって今まで学んだことを生かし、感謝の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。そして社会に貢献できる人間になりたいと思います。
 3年間ありがとうございました。

H18年度卒 第38期 開野祐樹

「3年間を振り返って」 第5号

 私は3年間を振り返って、仲間の大切さ、チームプレーの大事さを知り、そして挨拶や礼儀を学びました。サッカーはチーム全員で戦うということ。それまで私は試合にでる11人が上手ならば勝てると思っていました。


 しかし、大きな大会でメンバー以外の人の応援などを受けて、チームがひとつになっているという実感が湧いてきました。チームが一丸とならないと勝てないということがわかり、仲間の大切さを知りました。1年生の時には「長崎夢総体」がありとても良い経験ができたと思っています。長崎県は開催地ということで、上位2校が出場できることとなり、チームにも活気が溢れてきました。しかし、惜しくもベスト4という悔しい結果に終わりました。


 高総体で3年生は受験準備のため引退し、早くも新チームでスタート。「夢総体」での悔しさをバネに選手権に向け、更に練習に励みました。他校の3年生相手に長崎地区予選を勝ち上がって県大会へ進出。県大会では強豪の諫早商業をPK戦で惜敗し涙を流す結果となりました。このままではダメだと思い、更に厳しい練習の毎日。冬の新人戦、優勝めざして一戦一戦を集中して戦い、県大会では強豪の島原商業相手に11対0と快勝することができました。このでの快勝は、個々の能力の他にチームプレーが勝利を導いたのだと実感しました。相手チームをコントロールして、自分たちが有利に戦うという戦術を改めて理解することができました。その成果として決勝戦まで勝ち上がることができ、全国レベルの国見高校と対戦することになりました。試合開始後、序盤は国見高校に圧倒されてしまいましたが、時間が経つにつれて、ゲーム展開の中で南山ペースになることもありましたが、勝利することは叶いませんでした。


 私たちのひとつ上の先輩達は、新人戦、高総体、選手権と3つの大会で決勝戦まで勝ち上がる強いチームでした。私も全ての大会にメンバーの一員として出場させて頂いて、良い経験ができました。その経験を生かして、先輩達が引退した後、キャプテンとしてチームを引っ張っていくことになり新チームの活動を開始しました。活動が始まりすぐに新人戦。昨年の経験を積んだ選手がいましたが、島原商業に県大会1回戦敗退という結果でとても悔しい思いをしました。敗戦の原因は戦術をしっかりできなく、チームプレーが成り立っていなかったことです。ここでもまたチームプレーの大切さ、1人では団体競技は勝てないことを思い知らされました。それからは高総体に向け猛練習に励みました。高総体ではチーム一丸となって戦い、順調に勝ち進んできましたが、新人戦で王者の日大と対戦。南山は日大と相性が良く、練習試合で勝利することが多くありました。やりやすい相手だ思っていましたが、自分たちの決定的なチャンスを逃してしまい、結局PK戦となり敗戦、私は高校最後の大会で、悔しさ、寂しさ、悲しさが入り交じった感情を覚えました。この瞬間より、多くの同級生が引退するからです。3年間、苦しい練習のことや楽しく笑いあったなど、一緒に過ごした仲間とこれからサッカーができなくなってしまうことがとても辛かったのです。選手権には3年生3人が残り後輩と一緒に練習しました。しかし、3年生が多く残っている海星高校に敗れ、残った3人も引退ということになりました。私は国体選手にも選抜され、より良い経験を積むことができました。先生からは日常生活から厳しい指導を受けましたが、そのおかげで一回り大きな人間になれたと思います。これまで挨拶もできなかった部員達も規律正しくなり、たくましい人間になっています。


 先生には本当に感謝しています。また家族にもまた同じ気持ちです。毎日のお弁当も大変だったと思います。これからもいろいろな経験を積んでいくと思いますが、この感謝の気持ちを忘れずに社会で活躍できる人間になりたいと思います。3年間充実した高校生活でした。後輩達も最後はこんな気持ちがいだける高校生活を送って欲しいと思います。

H17年度卒 第37期 田川健哉

「サッカーで学んだこと」第4号 初回掲載

 私は南山サッカー部に所属している間に、いろんな事を学べたと思います。サッカーの技術面だけでなく、礼儀や挨拶など、日ごろの生活で大切な事などもご指導して頂きました。そのおかげで身体的、精神的にも、入学した頃と比べると成長できたと思います。


 それと私たちは、新人戦、高総体、選手権の三つの大会で準優勝する事が出来ました。後、先輩達が残してくれたプリンスリーグや九州大会に出場して、高いレベルでサッカーをする事が出来て、いい経験といい思い出が出来ました。私たちがいい環境でサッカーが出来たのも、村里先生や私たちの親や、いろんな形で南山サッカー部に携わってくれる方々の支えがあり、また協力があったからだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


 これからは、それぞれの進路で、今まで学んだ事を生かして、頑張って行きたいと思います。三年間ありがとうございました。


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